10月7日(土)、8日(日)の2日間、東京のお茶の水女子大学共通講義棟2号館において、第18回日本精神対話学会が開催されました。
今回は、16編の研究論文が提出され、私の提出した論文を含む8編が「推奨論文賞」を受賞し、1日目に、会場のお茶の水女子大学の講義室において論文の内容について発表させていただきました。
この賞を受賞するのは、これで5年連続になりました。
今回のテーマは、「ギャンブル依存症と双極性障害を抱える者との精神対話~スリップを繰り返す中で、生きる意欲を保持する共同作業として」です。
2日目は午前中にポスターセッションがあり、学会に参加された方々からの質問に直接お答えするとともに、自身の研究内容を説明させていただきました。
そして、参加者全員が自身が参加して研究を深める「研究分科会」の課題とする4編の研究論文にも選考していただき、午前・午後に分けて2時間、今回のテーマについての詳細な説明と討議を行わせていただきました。
この学会は、精神対話士の資格取得者だけでなく、資格取得を目指す方や一般の方も参加できます。会場のお茶の水女子大学には全国から約100名の方が参加され、1日目の日程終了後の懇親会には、私も今年は参加させていただきました。
多くの精神対話士の方や、資格取得を目指す方と、親しくお話しをさせていただきました。
本当に有意義かつ濃密な2日間を過ごさせていただきました。
※学会の1日目は午後からの開始です。
そこで、黒部宇奈月温泉駅の一番早い新幹線で上野に向かい、午前は国立西洋美術館で10月3日から開催された「キュビスム展美の革命」を鑑賞しました。
ピカソにブラック、シャガールにレジェと一人でゆっくりと「美」を堪能してきました。(笑)

推奨論文賞受賞者の記念撮影。吉野は1列目の向かって左から1番目。隣は安藤寿康慶應義塾大学名誉教授、左から4番目(中央)が長木理事長。

お茶の水女子大学の紋章入り演台を前に、研究論文発表を行いました。

ポスターセッションでは、多くの方に関心をお持ちいただきました。

私の研究論文が研究分科会の課題に選定されました。

私の分科会には16名の方にご参加いただき、熱心な討議を行いました。

50年ぶりの大キュビズム展‼ 撮影OKの作品が多く、ぜ~んぶ撮っちゃいました。
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